北九州に伝わる縦縞模様のテクスチャが印象的な小倉織。昭和初期に昭和初期に一旦は途絶えてしまったこの工芸品にあらたな息吹を吹き込み復元をされた、染織家の築城則子氏がデザイン監修をつとめる小倉織ブランドが「小倉 縞縞 SHIMA SHIMA」です。

その縞縞のクリエイティブ & マーケティング・パートナーとして活躍されている HULS Inc. 様からのお声がけで、縞縞のテキスタイルデザインをグラフィックの視点から再構成し Web コンテンツへ落とし込むチャレンジをいたしました。第一フェーズはまずシンプルに、縞縞のテキスタイル デザインを見て・感じていただけるものに出来ればと思い制作しました。

オリジナルのデザインの印象を大切にしつつ、幾何学的パターンの織りなす Web らしいインタラクティブな表現を目指したほか、単機能サイトならではのユーザーインターフェースの小気味良さや細かな仕掛けにもこだわっています。

築城氏により現代の感性を注がれ蘇った小倉織の美しさと魅力が、日本のみならず遠い世界へも広く認知される一助となれば嬉しいです。