Wrapping JR Bus Kanto
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109
Release
Our Services
Art Direction, Graphic Design
館山駅から東京駅、バスタ新宿を結ぶ高速バスのラッピングデザイン。
Client
JR Bus Kanto
(1)
JRバス関東
しらないなんて“もったいない”
いかないなんて“もったいない”
館山駅と東京駅を90分で結ぶ高速バス「房総なのはな号」と、館山駅とバスタ新宿を90分で結ぶ「新宿なのはな号」のラッピングデザインを担当いたしました。
館山市役所の若き職員が練りに練ったキーワード「もったいない館山」を軸に、乗車口側では8つの館山市の魅力を、運転席側では館山をイメージした大きな一枚絵をご用意しました。
今回のイラストは Jonoo Takeshi さんにお願いしました。Jonoo さんは「南仏のタテヤマ」ともいうべきマルセイユ在住で、海を臨む町のイメージをピタリと表現していただきました。
運転席側のアートワーク
館山をイメージした開放的なアートワークを描いています。乗車口側とは対照的に、運転席側は道路を挟んだ向こう側の歩道からしか見られないため、大きく一枚絵で贅沢に仕上げています。左には城山と館山城、花の咲き乱れるオレンジ屋根をくだった先には砂浜を走る女の子がふたり、鏡ヶ浦の先には紫と橙に染まる富士が見えます。
館山ならではの景観がギュ〜〜ッと圧縮されたアートワークが外堀通りや甲州街道を征く様はなかなか壮観です。
乗車口側のアートワーク
バスの乗降中や信号待ちなど、乗車口側は街中でも比較的近くで見られることから、館山市の8つの魅力を描いています。なぜ8つかというともちろん南総里見八犬伝に掛かっています。
館山の8つの魅力
- 里見八犬伝(Historical Visit)
- ビーチヨガ(Sup Yoga)
- 館山城(Tateyama Castle)
- 農業体験(Fruits & Vegetables)
- 南国の花々(Tropical Flowers)
- 朝採れ鮮魚(Fresh Fish)
- ロードバイク(Sports Tourism)
- 温泉(Hot Spring)
アンニュイな夏い夏い暑の午後
リア部には、館山市民なら皆ご存知のあの洞窟が描かれています。歴代の館山の少年たちのアンニュイな暑い夏の午後が潮風に吹かれて西岬の方に飛んでいった様です。
この抜け感、、ちょっとした奇跡が起きてしまいました。この素晴らしい写真は館山生まれ館山育ちの井田 友海さんに撮影していただきました。このたびは誠にありがとうございました。